位置についてー:うわーこんなにも走者がいるんだ。
ヨーイ:でも、大丈夫。このレースのために辛い練習に耐えてきたんだ。よし、行くぞ!
ドン!:そして私はスタートをきった。
前側には「Brian from Boston」(ボストンから来たブライアン)、後ろには「Virgin Marathoner」(マラソン初心者)とマジックで書いたティーシャツを着て、私は少し緊張しながら、しかし強く意気込んで初マラソンに挑んだ。このレースは、マリーンコープマラソンという、山を抜けワシントンD.C.の歴史的建造物を抜けていくマラソンだ。数百年の歴史を持つ建物の数々は、この長くつらい戦いから少し気をそらしてくれる。
横浜の歴史は大変長いが、マラソンに関してはまだ日が浅い。3月13日の日曜日、この街で第2回目の横浜マラソンが開催される。歴史的なゴールや有名な対決など語れることはまだない。もし今回出場するなら、あなたにも歴史に名を刻むチャンスがある。42.195キロのフルマラソンは走れないという人は(6時間半という時間制限があることに注意していただきたい)、10キロのレースもあるのでそちらに出た方が適切かもしれない。10キロレースには車いすの方も参加でき、また車いす部門はほかにも2キロレースがあり、短距離専門、またはマラソン経験が浅い人に向いているだろう。
スタート地点は、横浜駅近くのみなとみらい大橋、そして景色の良い港沿いを通り、横浜南部市場で折り返す。そしてパシフィコ横浜がゴールだ。終盤の山下公園から赤レンガ倉庫にかけてはたくさんの応援者が走者に最後の応援のエールを送る。
話は戻るが、私は大勢の観衆から応援を受け、初マラソンを目標タイムをわずかに切ってゴールすることができた。だから、今月横浜で約25,000人のマラソンランナーが道を走っているのを見かけたら、みんなあなたの応援が必要なんだということを覚えていてほしい。私はあの時の恩を受け、今回は応援にまわる予定だ。みなさん、横浜マラソンで会いましょう!