Written by: Shane Meiklejohn
恐ろしい悪夢で汗をかいて目を覚ましたことはあるだろうか。私たちみんな、どういうわけか何かしら恐れているものがある——暗闇、うつろに響く風の音、そして夜の奇妙な動物の鳴き声!!
『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』は、ホーンテッドマンションで実験台として一夜を過ごした6人——神経質なひきこもり、猟奇的な透視能力者、気楽な若い継承者、名高い超能力の教授、暴君的な降霊術者、そして彼女の尻にしかれた同僚——の恐怖と非現実的な経験を体感させてくれる。1959年に有名なミステリーライター、シャーリイ・ジャクスンによって執筆されたこのサスペンス小説は、その後、F.アンドリュー・レズリーによって舞台化さた。1963年には映画化もされ、1999年のリメイクではリアム・ニーソンが教授役、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが透視能力者役を演じた。多くの作品を残す作家ステファン・キングは、20世紀後半のホラー小説の最高傑作のひとつ、そして彼自身のベストセラー(『シャイニング』や『ローズレッド』など)にひらめきさえも与えたストーリーとしてこの作品の名前を挙げた。
横浜インターナショナルスクールの芸術学部は、『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』の著作をもとに、背筋がゾクゾク震えるようなユニークな雰囲気をつくり出そうと努めている。観客はこの独特な雰囲気とビクトリアの館の薄気味悪い装飾に引き込まれ、言葉を失うような気味の悪い音は皆をあぜんとさせるだろう。
ここで一夜を過ごす勇気はあるだろうか。『ザ・ホーンティング・ヒルハウス』は2016年1月28、29、30日、31日に横浜インターナショナルスクールのタナー・オーディトリアムで上演される。台本はニューヨークのドラマティスツ・プレイ・サービス社作成のものだ。小さいお子様の鑑賞には不適だろう。
詳細情報はこちらのウェブサイトから:http://bit.ly/haunting2016