弁護士・澄川圭は、日本が国際的に魅力的な国になるためには、司法分野において、外国人にも十分なサポートが提供される必要があると信じている。外国人に対する法的サービスを充実させるため、可及的速やかに事務所を成長させたいというのが彼の強い思いだ。しかし、彼の動機のいくつかはネガティブな記憶による。
「私が大学に入学した頃、日本人旅行者が海外で逮捕され、十分な能力のある通訳をつけてもらうことができずに刑務所に入れられた事件が話題になりました。私は、この事件を知り、日本でも同様のことが起きる可能性が十分にあると感じました。そして、日本は国際語である英語が通じにくい国ですから、他国に比べても誤った裁判が行われる危険性はさらに高いと感じました。その後弁護士になって、司法の現場を見ることになりました。残念ながら、日本の司法においては、外国人に対する配慮が極めて薄いと感じます。質の低い通訳もいますし、彼らは報酬が安いのです。最大の問題は、誤訳があっても誰も責任をとらないことです。」
感謝すべきことに、澄川弁護士はこの不均衡を正そうと奮闘している。親の仕事でオランダに住んだことのある彼は、現地のアメリカンスクールで過ごした7年間で、素晴らしい英語を身につけた。横浜弁護士会の登録弁護士である彼は、川崎市内の事務所であらゆる法的サービスを提供している。事務所のスタッフも全員英語を話せる。
英語でサービスを提供し始めた2年前から、案件は着実に増加している。イングリッシュスピーカーの事件を扱うことで価値ある経験を得ることができ、結果、日本の依頼者の事件処理にも良い影響が出ているという。そう、澄川法律事務所は日本人依頼者ももちろん歓迎している。主に彼が扱う法的サービスは、交通事故、労働問題、破産といった民事事件や、言うまでもなく、離婚といった家事事件など。企業の設立や契約書作成などのビジネスサービスも提供する。
横浜のどこが好きかを問われると、澄川弁護士はこう答えた。「色々な見どころ、素晴らしいレストランやバーがたくさんある楽しい街です。多様な国籍の人がいて、とても国際的なところにも大きな魅力を感じています。」
Kei Sumikawa (Attorney at Law)
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