横浜シーサイダーはソレイユプロヴァンスの20周年をお祝いします!
ソレイユプロヴァンスは、ミシェル、アラナ・ボンジ夫妻が設立した神奈川県藤沢市にあるフランス語教室だ。小さな教室ではあるが、地元だけではなく地域を超えたコミュニティに大きな影響を与えている。彼らによると、これまでに約1800名の生徒が卒業しており、アラナは「生徒の多くが、ケーキ屋さんを開店したり、フランスに移住または留学し仕事をするため、そして国際的な団体に所属するために卒業していきました」と追加する。
ボンジ夫婦が日本に来たのは1996年のこと。教師の仕事をするために東京に移る前は、鹿児島にいたという(外国青年招致事業の一環)。自分たちで教室を立ち上げる決断をする前は、それぞれ別々の企業で働いていた。アラナは「可能な限り本物に近い状態で、私たちの文化を共有する場を作りたいと思いました。言語と文化が国際交流と異文化理解の第一ステップです」と説明する。
東京や横浜ではなく、なぜ藤沢を選んだのか。横浜では毎年フランス月間が開催されフランスの文化を発信しており、人口も多いため生徒数もより増えたことだろう。彼らが藤沢を選んだのは偶然だが、海岸沿いの気候や文化がミシェルの故郷、ニースに似ていたという。結果的に学校の雰囲気も藤沢のゆったりとした土地柄に合っている。校舎は一軒家なので、自然なかたちで交流が生まれやすい居心地の良いスペースだ。生徒はまさに家にいるような感覚だろう。
ボンジ夫妻は昔ながらの教科書から、マルチメディアソフトまで、様々な学習ツールを活用している。しかしアラナによると、学習する上で一番重要なことは「言語を使用した実際の会話にある」という。ボンジ夫妻は生徒との関係性構築を大切にしており、生徒自身の生活や活動をお互い共有することを勧めている。「ソレイユプロヴァンスを通して本当のコミュニティを創りたいと思っています。フランス語やフランスの文化を学びたいという意欲を育てる環境ができたら嬉しいです」とアラナは語る。
この活気に満ちたコミュニティに参加したい方は、こちらにアクセスしてみよう:soleilprovence.com