創刊者からのメッセージ
初めて横浜で過ごした夜のことを今でも覚えています。この街に住みたいと感じ、時を置くことなく引越して来ました。私は、横浜のように多様性豊かで大きな街に、国際的な雑誌がないことにとても驚きました(元々出版関係にいた経歴があります)。それならば自分の手でそのような雑誌を創刊しようと目標を立てたのです。2009年の創刊号は数千部しか発行されず、それを友人の手を借りながら自転車で配布しました。始まりは小さな一歩でしたが、私には大きな夢があり、そしてその夢は今もなお続いています。日本人も外国人も関係なく、横浜で暮らす多くの人々に本誌を手に取ってもらい、横浜の素晴らしさを実感してもらえるような、地域の雑誌にしていきたいという夢です。本誌はその役割を果たして参りましたが、まだまだ成長の余地があると考えています。興味深いことに、創刊当初もNPO法人となることを検討していました。それから14年の時を経て、この再出発が、さらに地域との関わりを生み出していく最善策になると感じています。これからはもう「私」の雑誌ではなく、横浜の雑誌です。皆様のご支援に感謝いたします。
ライ・べヴィル
理事長からのメッセージ
この度、NPO法人団体となる横浜シーサイダーマガジンにて理事長就任のご挨拶をするにあたり、まず始めに読者の皆さま、スポンサーの皆さま、ならびに横浜市当局の皆さま、2009年に創刊者ライ・べヴィルによる本誌創刊以来、ご支援を賜り誠にありがとうございます。NPO法人として最初のお知らせですが、本誌は今号よりこれまでの月刊誌から隔月刊誌へ変更となります。この決定に至った背景は3点ございます。まず、本誌は常により良いコンテンツをお届けすることを目指しており、本誌の継続的なご提供はこれまでと同様に基本方針です。一方、読者の皆さまには毎月本誌を手に取る時間がないという方も、いらっしゃると思います。隔月発行になることで我々のコンテンツをより長い期間多くの人々にお楽しみ頂けたら幸いです。2つ目は、本誌はスポンサーの方々のご支援により活動を継続しております。隔月発行にすることで、スポンサーの皆さまを長期間にわたりご支援することが可能となります。最後に、今号からページ数を20ページに増やし、来年には24ページまで拡充する予定です。内容も更に充実したものにして参ります。少しずつ秋の訪れを感じるこの季節、魅力的な記事が満載の、横浜シーサイダーマガジン9月・10月号をぜひお楽しみください。
Dr. ジョセフ・アマト