開港五都市が、日本における写真文化の起点と言われている。
函館・横浜・新潟・神戸・長崎だ。
去る11月17日〜19日、北海道函館市で、展覧会&トークセッション“ POWER OF PHOTOS” が開催された。
“POWER OF PHOTOS”とは、二人のフォトグラフィスト*による写真という宝玉を一堂に会した展覧会と、 それぞれの写真に対する想いに直接迫るトークセッションで構成され、それらを通じて「ホンモノ」を体感してもらうものだ。
その第一弾が日本最北の写真文化発祥地、函館で行われたというわけだ。
「永年に渡って写真館を営み、ライフワークとしてカムイと向き合う谷杉アキラ氏」と「世界一の笑顔を引き出す、ハービー・山口氏」の二人の対談は、まさに写真の力を見せつけてくれた。
フォトグラフィストとは
写真を撮る=誰かの人生と交わること。その一枚が世代を超えて受け継がれていく覚悟を持ち、 幸せを願って撮影に挑むプロフェッショナルのことをいう。