感染拡大で厳しい状況が続く中、近場の自然を開拓するのは魅力的なオプションの一つだ。三浦市の三崎港では、豊富な海鮮と美しい海沿いの散策を楽しむ事ができる。
京急線で終点の三崎口駅まで向かう。(横浜駅から急行で約1時間)駅から港までは、バスか自転車で足のエクササイズを。自転車は事前予約制で三崎口駅にてレンタル可能。
三崎港は横浜の寿司職人には有名な、マグロを始めとした新鮮な海鮮の宝庫であり、横浜に住む人ならば、三浦半島は豊富な野菜の産地であることを知っているだろう。町の直売所でもある、うらりマルシェは要チェックだ。2階建のマーケットでは、数々の特産品を購入できる。また多くの農場や駅から続く道でも、路上販売を行っている。うらり付近には鮨屋も多数あり、空腹を満たすにもってこいの場所だ。1つに絞るのは難しいくらいの店の数だが、どの店もハズレは無い。
漁港の向かいには城ヶ島が位置しており、県立城ヶ島公園の絶壁からは、美しい海沿いの景色と、東京湾越しに千葉の房総半島を展望することができる。高台からゴツゴツとした海岸線へ降りていくことができるため、釣り愛好家には、早めに到着し場所を確保する事をオススメする。子供たちが貝殻拾いをするにも人気の場所だが、足場の悪い場所や突然の波には注意が必要だ。
城ヶ島公園第1駐車場から、南側のウミウ展望台へ続く道を行くと、ウミウが生息する迫力満点の崖が現れる。さらに進んで行くと、海蝕洞穴である馬の背洞門へ降りていく事ができる。城ヶ島灯台が旅の終了の合図。晴れた日には相模湾越しに富士山を楽しめる。また少数ではあるがレストランもあるので、散歩後のビールで自分にご褒美も。付近に位置する城ヶ島バス停留所から、三崎口駅に戻ることも可能だ。