マクーン横浜はお店のデザインからお菓子、パッケージングまで全てにおいてシンプルでエレガント、そしてスタイリッシュだ。この小さい洋菓子店はお客さんの出入りが多く、デザートを求めて来るのはもちろん、フレンドリーで優しい店長の本田龍司に会いに来るお客も多い。マクーンは地元住民に支えられ、また愛されているのがよく伝わる。
カウンターに並ぶお菓子は全て本田の手作りだ。チョコ(¥250)とキャラメル(¥230)の2種類のパ
ウンドケーキは中に栗がぎっしり詰まっていて、この季節にぴったり。オススメのサブレクッキーは砂糖に囲まれた外側がサクサクしていて、中はしっとり、口の中で溶ける。ココアとバターのサブレが二つずつ入っている小袋は¥200、大きめのサイズは¥650。フィナンシエはしっとりしていて、香ばしいナッツがほんのり甘いケーキの濃厚なバター風味とよく合う。タルトのベースにアカシア蜂蜜でカラメル化されたヘーゼルナッツ、アーモンド、ピスタチオとマカダミアナッツを乗せたフロランタンもオススメ。
本田はマクーンの焼き・生菓子のレシピを全て生み出し、伝統的な味を旬の素材を活かしながら新鮮でモダンなものに変えていく。12年間様々な店で得た経験と知識、技術をマクーンで生かしている。2015年12月にオプーンしたマクーンは、観光客と地元住民がみなとみらいに来る際に立ち寄りたくなるような、横浜を代表する菓子店を目指しているという。横浜らしい包装紙でラッピングされたギフトボックス(¥1500~)は、お土産にはぴったりだ。