Kamakura Garageに足を踏み入れると、最初に目につくものはやはり色鮮やかなタイルが敷き詰められたカウンター席。大きな窓からさす優しい日差しとスタッフの明るい様子がお店の穏やかな空間を引き立てる。私たちが訪れたランチタイムは、心地よいアメリカンフォークやアコースティックミュージックが店内に流れていた。オーナーの瀬川和久がバーに立ち、料理を仕上げながら、お客さんとの会話を楽しんでいる。もしあなたがここを一人で訪れ、カウンター席に座れば、彼がきったアットホームな気分にさせてくれるだろう。
その日のランチはカレー(1,000円)、パスタ(1,200円)、そしてバックリブ(1,500円)の3種類。私たちはリブと加藤’sサラダ(780円)を注文した。瀬川は料理の味だけではなく、見た目も細部にまでこだわっている。ディナーメニューはランチよりも品数が豊富。私たちは次回の訪問も楽しみにしている。
店外にクラフトビールと書かれた看板がある通り、Kamakura Garageのバーには8つのタップがつながっている。シエラネバダ、マウイ、モダンタイムスなど、アメリカンクラフトビール、そして地元の鎌倉ビールが中心に提供されている(266ml 800円・USパイント 1,250円)。もしどのビールにするか決めかねるならば、4つの100mlグラスの試飲セット(1,000円)を試してほしい。また、その他ハートランド(360ml 680円)とブルームーン(300ml 800円)に加え、ウィスキーやカクテル、ワインのラインナップも充実。
店内はカウンター席とテーブル席がおよそ25席と、外のデッキ席が4席ほど。江ノ電の長谷駅から角を右に曲がったところにあり、由比ヶ浜の海岸から歩いて5分。カジュアルで、禁煙なのでデートにはもってこいの場所だ。