迷ってる? 牛肉を食べたいけど、ラムも捨てがたい。豚肉も美味しそう! おっと、フライドチキンも? 待て待て。エビも? そしてスモークサーモン! 全部食べちゃおうかな?
ジューシーシングスなら問題解決。この店では、小さいポーションのフライドチキンやスライダー(直径6センチメートルほどのミニハンバーガー)をメインに提供している。スライダーの中身は5種類(さらに週替わりが1種類)から選べるので、1つにしぼる必要がなく、3、4種類頼んでも一食分ほどの量だ。小さなバンズと具だけ(「オリジナル」)か、レタス、トマトとオニオン追加(「クラシック」)が選べる。価格もひかえめで、1個300円から400円ほど。フライドチキン(オリジナル、ハーブミックス、ケイジャンスパイシー)は3個入りで200円から300円。スライダーとチキン、ともにやわらかくてとてもジューシー! バリューランチは、その名のとおりお得な内容だ。お皿からはみ出るほどのボリュームで、価格は740円から1080円。サイドメニューにはフライドポテト、コールスローやスープなどがある。
ドリンクの種類は、アルコール・ノンアルコールにかかわらず幅広い品ぞろえで、ジュースはもちろん、クラフトレモネード、こだわりのコーヒー、地元の店から仕入れたスリランカ産紅茶などから選べる。5つのタップにはクラフトビールとシードルがつながっており、ラインナップは常時入れ替わっている。おもに国内の有名ブルワリーのものが多く、価格の平均は260ミリリットルで900円、420ミリリットルで1200円。先日訪れたときには、IPAが2種類とドライスタウトがつながっていて、いろいろ楽しめるようになっていた。輸入ワインとサイダーは、瓶で提供されている。
小人のようなサイズ感の料理は、店内の広さにもマッチしている。道路に面した入り口から入ると、幅は狭いが奥行きのあるつくりになっており、4人席のテーブル、カウンター4席と、壁側に6人の立ち席が設けられている。そして佐久間健治、廣川雅巳と勝元俊太がフレンドリーに対応してくれるだろう。