2018年4月、本牧に新しいコミュニティスペース「本牧 BASE」がオープンした。設備は完全にバリアフリー化されていて、幅広い年齢層が使いやすい環境が整っている。ユニバーサルデザインのトイレや授乳室も完備され、すべての住民が地域の会合やイベントに活用できるよう配慮されている。
併設の小さなカフェではパスタやカレー、ピザ(すべて700円~800円)などの軽食や、コーヒーや紅茶(各400円)、生ビールやカクテル(各500円)が提供されていて、地域住民が気軽に楽しめるように格安な価格設定で、ちょっとつまみながら会話を楽しむ場所にもなっている。
メインルームには、スタジオ設備が設けられ、コミュニティFM開局に向けて準備が進められている。ラジオ放送局長を務めているのは、本牧出身で作曲家・キーボード演奏家の笹原延介。スタッフは13人ほどで、地元住民のために24時間放送、地域のニュースや告知、旅行者向けの情報、交通情報、天気・災害情報などが放送されるほか、英語や中国語、韓国語の放送も今後順次対応する予定だ。
本牧BASEのロゴは、遠くから見ると窓のようだが、近くで見ると「NEWS」の文字になっていることがわかる。NEWSは、コンパスの東西南北(N=北、E=西、W=東、S=南)も表していて、ここには、どこから来た人でも迎え入れてくれることを象徴しているのだ。