日本で個人経営の語学教室を運営する講師はたくさんいるが、後藤真澄のような情熱と経験を持ち合わせた講師に出会えたならあなたは幸運に恵まれていると言えるだろう。横浜出身の後藤は、日本語教室”Kiwi”を本牧で運営して3年になる。Kiwiという名前を付けたのは、彼がニュージーランドとの深い繋がりがあるからである。
青春期に海外での生活に興味を持っていた後藤は、法政大学に通っていた頃にニュージーランドへ旅行に出た。卒業後、社会科の教員免許を取得したが、ニュージーランドでの思い出が忘れられなかったため、その国に戻って日本語を教える仕事に就くことに決めた。そして彼はオークランドの公立高校で13年間教鞭を握った。その仕事は時には大変なこともあったが、クラスをまとめ、多様なバックグランドを持ち英語の能力に限りがある生徒たちを育てていく中で、彼は貴重な経験を得た。
後藤は、16年間の海外生活の後に日本に戻ってくるのは、自身の趣味である「マラソンを走るより精神的につらいものがある」と話す。しばしば自分がよそ者のように感じられるし、ラッシュ時の凄まじさに慣れるのにも苦労した。
Kiwiの生徒は年齢様々で、世界中の国からやってくるという点で、彼の経験にぴったり合っている。生徒たちの直面する困難を自身が体験し知っているため、後藤はレッスンを一人ひとりのニーズと要望に合わせることができる。だから大部分の生徒がマンツーマンのプライベートレッスンを受講している。当たり前のことだが、日本で日本語の講師を見つけるのは簡単だ。しかし、すぐに親しみを感じれる後藤のような講師を見つけるのはごくまれである。
Kiwiについての詳しい情報はこちら: http://www.kiwi-education.jp/