ギャザー@イーティングハウスは、その名前から察しがつく通り、友人達と大勢でワイワイガヤガヤ、楽しい夜を過ごすにはもってこいの場所だ。店内に入っておそらくすぐに気が付くのは、広々とした開放的なインテリアだろう。高い天井、大きな窓、ゆったりとしたダイニングエリア……それらが自分を招き入れてくれるような、寛いだ雰囲気を醸し出しているせいで、客は皆思うまま自由に店内を動き回る。テーブル席でボリュームたっぷりの食事を楽しむこともできるし、冷えたビールを片手に、テレビを観ながら店内中央のオープンバーでたむろすることもできる。また、外にある広い中庭からは、赤レンガ倉庫や港界隈の素晴らしい景色も臨めるので、暖かい季節になればここで飲んだり食べたりするのも最高だろう。
さて、メニューを開くと品数豊富な料理に、ビールはタップで注がれるクラフトビール(M, 275ml ¥780~/ L, 414ml ¥930~)が地元横浜の銘柄を中心に幅広く揃っている。加えて、3つの冷蔵庫の中には国産や輸入ものの瓶ビールがぎっしりだ(¥880~)。そのほか、カクテルやモヒート、さらにはチャイティーボバや紫芋の豆乳ラテ(共に¥780)といったオリジナルのノンアルコールドリンクも選べる。
美味しそうな前菜の中から「自家製シャルキュトリー盛り合わせ」(¥1880)を、そしてビールはポーターとシエラネバダペールエールを1杯ずつ頼み、私たちは食事を始めた。次にオーダーしたのは「発酵熟成牛のプレミアム・バーガー」(¥1980)。トリュフの効いたフレンチフライが付くこのバーガーには、ラクレットチーズがとろけ、レタス、トマト、アボカド1/2個というボリューム満点のトッピング。全部一緒だと山のように高いので、フォークとナイフを使って分けて食べないとムリだった。「ローストチキンライス」(¥1280)はジューシーなうまみが詰まった一品。表面はカリッと芳ばしく、中はふんわりと柔らかなチキンに、その肉汁のうまみをたっぷりと吸い込んだライスという組み合わせだ。それともう一品、あさりとほうれん草がライトなクリームソースによく合う「海老と季節野菜のクリームパスタ」(¥1180)もいただいた。
家族や友達同士で外食の予定があったり、或いは一人でさくっと一杯飲みたいなと考えている人へ。ギャザー@イーティングハウスならきっと満足するはずだ。