今回ご紹介するお店は横浜中心部にある、感じのいいメキシカンスタイルのレストラン「アステカス」。横浜には他にもメキシカンレストランはいくつかあるが、残念ながら大都市の割には数は少ない。快適で落ち着いた雰囲気のなかで頂く、食欲をそそるお料理はもちろんのこと、ドリンクメニューが非常に充実しており、それだけでも行く価値がある。
前菜はオーソドックスなもので、ほとんどが¥1000以下だ。軽めなものはサルサ、グアカモレ、ケサディーヤ、セヴィーチェ。よりしっかりしたものは、伝統的な「ブリトーアステカ」や、その他ライトミールに近いセレクションもオーダーできる。メインディッシュはボリュームが多く、シェアも可能な量。グリルチキン料理は、エンチラーダ(¥1300)やポーヨ・アル・チポトレ(チキンのチポトレソースがけ; ¥1600)、ポーヨ・エン・サルサヴェルデ(チキンのチリとグリーントマトのソースがけ; ¥1600)。もう少し贅沢をしたい気分? カルネ・アサダ・アラ・タンピケーニャ(グリルドチョップステーキとライス、野菜、トルティーヤ)は¥1800。サイドディッシュは、サラダは¥700から、スープは¥650から、コーンチップといった軽食盛り合わせは¥350から。お腹がぺこぺこならメキシカンパーティーコース(2名〜; ¥3000)をチェックしよう。8種のお料理を楽しむことができ、必ず満足いくことだろう。¥2500を払えば2時間の飲み放題プランがつく。
前述した通り、ぜひともドリンクメニューには目を通してほしい。ワイン、カクテル、そしてメキシカンディナーの際の私たちのお気に入り、フローズンドリンク(¥1000)が数ページにわたって紹介されている。マルガリータとダイキリは試す価値あり。そんなに強いお酒ではないので倒れることはないだろう。パーティーの気分なら、フローズンカクテルピッチャー(¥4500)をオーダーしよう。
メキシカンレストランはしばしば明るく、けばけばしいときさえあるが、アステカスは暗く、魅力的な内装は高級感があり、フォーマル。デートや友人との食事にぴったりの雰囲気だ。